2012年05月17日

2012-13年 秋冬生地 『エルメネジルド・ゼニア・オーダースーツ早期受注会』 & 『ロロ・ピアーナ コート受注会』のお知らせ!!

2012-13年 秋冬生地『エルメネジルド・ゼニア・オーダースーツ 早期受注会』ならびに、
『ロロ・ピアーナ 100%Cashmere & Cashmere/Wool コート受注会』を同時開催させていただきます。

期間:5月18日(金)〜5月23日(水)の6日間です
   (平日 AM10:00〜PM7:00 日曜日 AM10:00〜PM6:30まで)

期間中にゼニア製の生地でスーツ、ジャケットをご注文をいただきましたお客様には『特典』をご用意させていただいております!
(詳しくはゼニア早期受注会のページをご覧下さい)

2012.5.17-1.gif

また同時開催の『ロロ・ピアーナ コート受注会』では、ロロ・ピアーナ製の100%Cashmere、Cashmere/Wool コート生地でのご仕立てを、特別価格にてご奉仕させていただいております。
(詳しくはロロピアーナ早期受注会のページをご覧下さい)

2012.5.17-2.gif

ースケジュールー
・受注会で生地を決めていただきます。(5月18日〜23日)
 (採寸・デザイン決めは生地入荷後にさせていただきます)

・生地が入荷いたしましたら、ご連絡させていただきます。(8月上旬~下旬)

・ご来店いただき、『採寸・デザイン決め』をさせていただきます。(お客様のご都合のいい時に)

・お仮縫い付きの場合は、出来上がりまでにもう一度ご来店いただきます。(ご注文より約2週間後)

・出来上がりましたらご連絡させていただきます。(仮縫いより約3週間〜1ヶ月後)
 (仮縫い無しの場合はご注文より約3週間〜1ヶ月後)

・仕立上がりをご確認いただいて、ご納品となります。

ー2012-13年 ゼニア秋冬生地コレクションー
今年のゼニアのコレクションは軽い着心地を目指した『ライトウエイト』がテーマです。
『ELECTA(エレクタ)』におきましては、従来の340g/mから330g/mへと10g/m軽く仕上げています。
また『TROFEO(トロフェオ)』や『TRAVELLER(トラベラー)』においてはシルクを混紡した『TROFEO 600』や『TRAVELLER Wool & Silk』が、約40g/m軽い仕上がりでシリーズ化しています。
色柄におきましてはいつもと同様、大人の落ち着きを感じさせるコレクションとなっています。

ー2012-13年 ロロ・ピアーナ『100%Cashmere、Cashmere/Wool』コレクションー
基本的には昨年の継続モデルとなりますが、『TOP CHINA』が580g/mから550g/mに30g/mライトウエイト化しています。
カシミア原毛が高騰する中、ロロ・ピアーナ社のご協力により特別価格にてご奉仕させていただいております。
世界最高品質のロロ・ピアーナ社製カシミアで一生物のコートはいかがでしょうか!

もちろんコレクションを見ていただくだけでもOKですよ。どうぞ遊びに来て下さい!

皆様のお来店、心よりお待ち申し上げております。

スタッフ一同
posted by Tailor KATSURA at 13:33| Comment(0) | TrackBack(0) | お店情報

2012年05月16日

2012お仕立説明 Part9『当店のCustom(カスタム)仕立の概要・特徴』

Part5〜8までは、『フルオーダー』に関する内容で書かせていただきました。

今回は、当店のオリジナル縫製仕様である『Custom(カスタム)』仕立についてご説明させていただきます。

先のブログでご説明させていただきました『ス・ミズーラ』は、『クラシコ』『ブリティッシュ』『ナポリ』の3つのモデルをご用意し、お好みのモデルをベースにお作りさせていただく縫製システムで、フルオーダーに近い体型補正・シルエット修正が可能なのが特徴でした。

そしてこの『カスタム』仕立は、その『ス・ミズーラ』ではカバーすることができないご要望にお答えすることができる、より自由度の高いオーダーシステムです。

ではどういった場合に『カスタム』仕立にさせていただくか、いくつかの例をご紹介させていただきましょう。

ーー【デザイン的に『ス・ミズーラ』では変更点が多くなる場合】ーー
『ス・ミズーラ』でオプション料金が発生するデザイン変更をいくつかされますと、型紙的にもお値段的にも『ス・ミズーラ』をベースにお作りいただくよりも、新たに型紙を作成した方がいいという場合がございます。こういった場合『カスタム』仕立でご対応させていただいております。

ーー【サイズ的に『ス・ミズーラ』の範囲に収まらない場合】ーー
『ス・ミズーラ』の対応寸法は、例えば胸回りでは、ヌード寸法で約86〜110センチがサイズ的に対応範囲となります。このサイズより小さい方、また大きい方の場合は、別途型紙の作成が必要となります。この場合『カスタム』仕立でご対応させていただいております。

ーー【デザイン見本から型紙作成する場合】ーー
デザイン見本として画像やスーツをお預かりし、型紙作成が必要となる場合、『カスタム』仕立でご対応させていただいております。

『カスタム』仕立は、よりフルオーダーの『ロイヤル』仕立に近い感覚でご注文いただけるシステムですが、縫製はマシンメイド(工場縫製)となり、フルオーダーの『ロイヤル』仕立とは異にするものです。

『カスタム』仕立は、デザイン、シルエットにおいては『ス・ミズーラ』よりも、よりフルオーダーに近い、自由度の高いオーダーシステムとなります。
posted by Tailor KATSURA at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | クラス別お仕立説明

2012年05月10日

2012お仕立説明 Part8『フルオーダースーツを成功させる為の秘訣・お店の選び方』

今回は、『フルオーダー』で納得のいくスーツを作る為の秘訣を書かせていただきたいと思います。

それはズバリ、『お店選び』と『イメージの伝え方』だと思います。

まず『お店選び』ですが、これはスーツ作りの”入り口”にあたる非常に重要な要素です。これを間違ってしまうと思い描くスーツを作ることが難しくなります。たとえ出来たとしても大変苦労するこになりますので注意が必要です。

各テーラーには、そのお店ごとに特徴があり、得意とするものがあります。逆に言うと、苦手なもの出来ないものもあるということです。ですので事前にそのお店の特徴を探り、自分が望む事をやってもらえるかどうかを見極めることが重要になります!

では、どうすればそれを探り、”自分向けのテーラー”を見つける事ができるのでしょうか?。

それには実際にテーラーを訪ねた『下見』が一番だと思います。

今はホームページなどで簡単にその店の情報を得ることが出来ますが、実際にお店を覗いてみてお店の人と話をし、出来上がりのサンプルがあれば羽織らせてもらうのがいいと思います。

よく出来たホームページであってもその内容だけで判断するのはやめましょう。お店によってホームページの作り方に上手下手がありますので、イメージだけで判断するのはちょっと危険です!

実際にお店に行って、何点かサンプルを見せてもらったり羽織ったりすると、色々なことが分かってきます。

例えば、見せてもらったサンプルのデザインや雰囲気が全て同じだったなら、そのお店には『ハウススタイル』とうものがあり、それ以外のスタイルは作らないという場合があります。それはいい悪いではなくお店のスタンスですので変える事はできません。

逆に色々なデザインや雰囲気のサンプルがあったなら、そのお店には特に『ハウススタイル』とうものはなく、色々な服を作り慣れていて、お客様のご要望に応じた柔軟な対応が期待できます。

もし仕立てようとするスーツのデザインやイメージが決まっているのであれば、それに近い『ハウススタイル』を持つテーラーで作るのが一番です。『ハウススタイル』を持たないテーラーであっても、そのお店のサンプルの中に近いものがあればお店の技量にもよりますが大丈夫だと思います。

しかし、例えデザインやイメージがピッタリの服があっても、色々な意味でそのお店と合う合わないが出てきます(もしテーラーと長く付き合いたいのならこれは重要です)。

その辺りに探りを入れる、下見方法の一例をちょっと挙げてみますね!

もし可能であれば、オーダースーツを作ろうと考えているお店で、先にオーダーシャツなどを作ってみるなどして、何かを注文してみるというのも有効な下見方法です。

より具体的にお店と関わりを持つと、説明だけを聞きに行った時とは違い、今まで見えなかったものが見えてくることがあります。

例えばそのお店の”スタッフの対応”や”商品の価格帯”もよりはっきりわかると思います。「思っていたより、何でも柔軟に対応してくれるんだなぁ」とか、「この店なら相性が良さそうだ!」とか、その逆もありますよね。

少し投資になりますが、全く無駄になる投資でもないと思いますので、お勧めします!

そしてもう一つ大切なのが『イメージの伝え方』です。そこでまず大切なのが”思っている事は全てお店に伝えきる”ということです。

「あまり口を挟んだらテーラーに悪い」とか「こんな事を言ったら笑われるんじゃないか」なんて思っちゃいけません!言いたい事を全て伝えておかないと出来上がりに必ず不満点が出てきます。もし間違った方向に行きそうな場合はテーラーがストップをかけてくれるはずですので、お客様は言いたい放題でいいのです。

まだご自身のお好みのスタイルやサイズ感をつかんでいらっしゃらないお客様は”何を言っていいのかわからない”と思いますが、全てをお店任せにしたりすると失敗する可能性がありますので、せめて最低限のイメージだけは伝えなければいけません。

もし言葉で上手く伝えられそうにない時は、一番気に入っているスーツを着ていくのがいいと思います。
”百聞は一見にしかず”、テーラーもその方がよく理解出来ると思います。

色々書きましたが、要は、『何でも話せて、信頼の置けるテーラーを見つける』これに尽きると思います。
posted by Tailor KATSURA at 13:01| Comment(0) | TrackBack(0) | クラス別お仕立説明

2012年05月03日

MIYUKITEX『COMFUNCTION(コンファンクション)』のご紹介!!

今日は、御幸毛織の『COMFUNCTION(コンファンクション)』バンチをご紹介させていただきます。

当ブログではmade in Japanの素材として、葛利毛織の生地を何度かご紹介させていただいていますが、今回は御幸毛織の生地を初めてご紹介させていただきます。

made in Japanの素材は、インポート素材に比べて少し地味な印象があるかも知れませんが、日本製らしく素晴らしい品質と機能を兼ね備えています。さすがはmade in Japanといった感じです。

そして今回ご紹介させていただく『COMFUNCTION(コンファンクション)』バンチは、先進の服地生産テクノロジーによる、機能を付加した生地ばかりを編集したコレクションです。

この『コンファンクション』バンチの内容は、『5つの生地特性』に分けられています。

それではその『5つの生地特性』と生地の一部をご紹介させていただきます。
これからの季節、パンツ単品でお作りいただくのにちょうど良い素材もございます。

■『抗菌・防臭・ストレッチ』機能シリーズ
不快な匂いの元となるバクテリアの繁殖を抑え、防臭効果を実現した機能素材です。動きやすいストレッチ機能もプラスしています。

2012.5.3-1.gif

■『強撥水・防シワ・ストレッチ』機能シリーズ
従来の撥水加工に比べ、ドライクリーニングの耐久性を高めた強撥水加工に加え、防シワ性と動きやすいストレッチ性をプラス。

2012.5.3-2.gif

■『ナノ撥水・撥油・ストレッチ』機能シリーズ
ナノテクノロジーによる強力な撥水機能は、油もはじく機能性を持ちます。動きやすいストレッチ機能もプラスしています。

2012.5.3-3.gif

■『花粉リリース』機能シリーズ
繊維の間に入り込んだ花粉を払い落としやすくする機能を加えました。お部屋への花粉の持込みを軽減します。㈶日本紡績検査協会の「花粉リリース性」試験にて優秀な数値をマークしています。

2012.5.3-4.gif

■『2ウェイストレッチ』機能シリーズ
タテ方向にもヨコ方向にも伸びる2方向のストレッチ性を実現しました。ストレスフリーで快適な着心地が特徴です。
パンツ単品にいかがでしょうか!

2012.5.3-5.gif

以上5種類に特徴付けられた生地をご用意しています。

私事で恐縮ですが(笑)、私が家に帰ると、花粉症の家内がクシャミをしだすことがあるので、『花粉リリース』機能は興味がある機能です!早速、千鳥格子でパンツを作ってみました!

かつ店
posted by Tailor KATSURA at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 生地紹介

2012年04月29日

2012お仕立説明 Part7『当店のフルオーダー・Royal(ロイヤル)仕立の概要』

今回は、当店の『フルオーダー』である ”Royal(ロイヤル)仕立” の概要をご説明させていただきます。

『フルオーダー』は、お客様のあらゆるご要望をお伺いすることが可能なお仕立ですが、しかしそう言ってしまいますと、逆に何だか難しそうでオーダースーツに慣れたかた向けのお仕立に聞こえてしまいそうですが、実は決してそうではありません。

例えば当店では、オーダースーツに初めて挑戦されるお客様でも安心してお作りいだだけるように、サンプル見本も各種ご用意し、出来上がりのイメージをつかんでいただき易いように心掛けています。

また、イメージだけをお伝えていただいて、細かい部分やバランスなどは”全てお任せ”ということも可能ですよ!

”ロイヤル仕立”には仮縫いがセットで付いておりますので、出来上がりまでに修正・確認していただけますので、その点でもご安心いただけます。

”ロイヤル仕立”の縫製は、一人の職人がハンドメイドで最初から最後まで仕立てる、いわゆる『丸縫い』と呼ばれる縫製です。テーラーによっては、複数の職人が分業で縫製する場合もございますが、当店は『丸縫い』方式でお仕立しております。

また、縫製職人は全員が当店専属の職人で、共通の認識、高い意識を持って縫製することを心掛けています。

そして、ハンドメイドの縫製において、最も重要な行程の一つに毛芯作りがございます。

当店の『ロイヤル』仕立におきましては、毛芯は全て、職人が1着1着お客様のお体に合わせて一からお作りしております。また、毛芯の材料におきましては、台芯、肩バス、ダキ芯、全て本バスを用いた高級素材を使用しております。

出来上がってしますと目に見えない箇所ではございますが、何年も着ていただく、着心地のいいスーツを作る上で、毛芯作りの材料・行程は決して手を抜くことが出来ないところです!

『スタイリング』におきましては、特にハウスモデルというものはございませんが、その時々で時流にあった『スタイリング』をご提案させていただいております。不変的と思われがちの『フルオーダー』のスタイリング、パターンですが、当店では日々”進化”を求めて開発し続けています。

当店の”ロイヤル仕立”の『お仕立上がり価格』は、生地代、縫製工賃込みで、約15万円がスタート価格(国産生地)となっております。

納期は繁忙期を除き、約1ヶ月でお仕立が可能です。

敷居が高く、難しそうに感じる『フルオーダー』ですが、当店は出来るだけ敷居を低くし、分かり易くお作りいただけるように取り組んでおります。
posted by Tailor KATSURA at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | クラス別お仕立説明

2012年04月18日

2012お仕立説明 Part6『当店のフルオーダー・Royal(ロイヤル)仕立の 出来上がりまでの流れ』

Part5の最後に、『フルオーダー』におけるお客様のイメージと出来上がりの差異に触れ、それを無くしていくことがテーラーの重要な課題の一つだ、と書かせていただきました。

そして、その『お客様のイメージと出来上がりの差異』は決して全くかけ離れたものではなく、ごく僅かなものなのでご安心下さい、とも書かせていただきました。

しかし目指すところはパーフェクトなスーツ!!それが出来るのもまた『フルオーダー』の良さなのです!!

では、どのようなことに注意して進めていけばパーフェクトなスーツに近づけていくことができるのでしょうか?

今回は当店の『フルオーダー』の進め方を例に上げ、その流れをご説明させていただきます。(各テーラーにより進め方は違うと思いますが、目指すとことは同じだと思います)

スーツ作りにおいては、まず店頭スタッフ(営業)が中心となってお客様のご要望をお伺いいたします。そして店側からもご質問をさせていただき、お客様のイメージとズレが出ないようにしっかりお話を伺いします。

お客様のご要望を一通りお伺いした時点で、まず生地をご提案させていただきます。もしご希望に沿う生地がなければ、お時間をいただいて再度ご提案させていただきます。

次にデザイン、ディテールを詳しくお伺いし、生地との相性などを考えながら具体的に詰めていきます。

一通り決まりましたら次は採寸ですが、その前にパターンナー(裁断士)にも今お客様からお伺いした内容を説明し、必要に応じて裁断士からも確認させていただきます。そしてお客様、営業、裁断士が共通の認識を持ったところで採寸にかからせていただきます。(ここまでは当店ス・ミズーラと同じ流れです)

次に裁断士は仮縫いに向けて生地の裁断を行います。必要に応じてハサミを入れる前に、営業も生地に描かれた裁断線が、お客様のご要望とズレがないか確認いたします。その際、営業が直接ラインを書き示し、裁断士に修正を指図することもあります。(一般的には、営業が裁断線を修正することはなのですが、口伝えでは微妙な修正が難しいので具体的に書き示します)

次に仮縫いです。仮縫いは裁断士が主体となって行います。営業はお客様のご要望が正確に仮縫いに反映されているかどうか細かくチェックしていきます。裁断士は技術的な部分の確認を、営業はデザインや全体のバランスを確認をしていきます。仮縫後、再度営業と裁断士で打合せを行います。そして間違いのないように細心の注意を払って裁断士は最終補正を行います。

そしていよいよ縫製職人による本縫いです。
(ここからス・ミズーラと進め方が変わってきます!)

裁断が終わり、後は縫製職人に任せておけばもう安心!!いえいえ、ここからも重要なのですよ!!
「きっちり裁断されているのだから、誰がどう縫っても出来上がりは同じじゃないのですか?」と思われるかもしれませんね!

しかし同じ裁断でも職人が違えば出来上がってくるスーツの雰囲気が違ってくるものなのです!
それに、縫製職人はこれまでのお客様との打合せの内容を知りませんので、きっちり説明する必要があります。

縫製上の注意事項は、裁断士の方から縫製職人に説明いたしますが、技術的な説明と同時に、お客様のご体型の特徴やお好みも合わせて伝えます。さらに、営業からも直接職人にお客様のご意向を伝えます。時には職人にスケッチや画像を渡して説明したり、場合によっては動画を見せて説明する場合もございます。
『本縫い』はただ生地を縫い合わせていけばいいというものではなく、イメージに沿ってスーツを立体的に仕上げていく作業なのです。

縫製の途中でも職人と確認を取りながら縫製を進めていきます。職場に行き細かな修正事項を伝え、やり直してもらうこともあるんですよ。

そしていよいよ出来上がったスーツをお客様にご試着していただきます。私どもが最も緊張する瞬間です(笑)。もしここで修正事項があれが、手直しをさせていただいてご納品となります。

以上が当店フルオーダーのお承りからご納品までの大まかな流れです。

『ハンドメイド』による『フルオーダー』は、非常に微妙な手加減の世界ですので、何度も確認し、コミュニケーションをとりながら進めさせていただいております。

しかしこれは、縫製職人が一人で最後まで責任を持って縫い上げる、いわゆる『丸縫い』ゆえにできることなのです。

次回は『当店のフルオーダー・Royal(ロイヤル)仕立の概要』についてご説明させていただきます。
posted by Tailor KATSURA at 15:56| Comment(2) | TrackBack(0) | クラス別お仕立説明

2012年04月17日

パターンオーダーシャツ、新衿型のご紹介!!

パターンオーダーシャツに新しい衿型『ナポリカッタウェイ』が加わりました!!

従来の『カッタウェイ』よりも、衿越しで7mm高く、衿の長さ(ポイント)で5mm長いデザインになっています。

胸元のボタンをあけて衿を広げて着たときは、この『ナポリカッタウェイ』は迫力があります(笑)。

2012.4.17-1.gif 2012.4.17-2.gif

2012.4.17-3.gif 2012.4.17-4.gif

クールビズの浸透ですっかりノータイスタイルが定着しましたが、一時のデコレイティブなシャツは下火の傾向にあります。

これからのクールビズのシャツは、『見た目はシンプルに、衿型はカッコ良く』こんな感じが主流になるのではないでしょうか!!

P.S:フルオーダーシャツのオリジナル『カッタウェイ』もご好評をいただいています。こちらもどうぞよろしく!!

かつ店
posted by Tailor KATSURA at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | シャツ

2012年04月08日

2012お仕立説明 Part5『フルオーダーの難しさ』

時間と費用をかけて作る『フルオーダー』。
当然出来上がりの期待度は高くなると思います。
しかし実際にはなかなか思うようなスーツが出来ないことも・・・
そこには『フルオーダー』の自由さ故の難しさもあるのです。

オーダースーツを作るなら一度は『フルオーダー』に挑戦してみたいものです。しかし「フルオーダーは難しい」というお客様の声を耳にするのも確かです。実はお客様が「難しい!」と感じるその原因は、『フルオーダー』特有のシステムの中にあるのです・・・

しかしご安心下さい!! ここで言う『難しさ』とは、『全てを可能な限り思い通りに作る難しさ』という意味で、”イメージと全く違うものが出来上がってくる”ということではございません(笑)。また「フルオーダーは難しいぞ!」と煽るものでもございません!!知っていれば作るときの”お守り代わりになります”くらいの感じで読んでいただければと思います。

【フルオーダーの難しさ】
『フルオーダー』に限らず、オーダースーツをお作りする上で、最も重要でかつ難しいのが、『お客様の思い描いたスーツをイメージ通りに仕立て上げる』ことだと思います。

時間と費用をかけて作るオーダースーツですから、お客様の期待度は当然高くなります。しかし実際にオーダースーツを体験された皆様はいかがだったでしょうか?出来上がりに十分満足されましたか?100%満足は無理だとしても「また作りたい!」と思える納得出来るスーツが出来上がってきましたか?

実は、『パターン』『イージー』『フル』オーダーの中で、最も自由度が高く思い通りに作れる『フルオーダー』においても、イメージ通りに出来上がらないこともあるのです。

「それはおかしいじゃないか!」とお客様の困惑した声が聞こえてきそうですね。しかし『フルオーダー』だから難しいという部分が存在するのもまた事実なのです。

決して「フルオーダーは難しいものだ!」と強迫観念を植え付けているのではありませんよ(笑)。フルオーダーのそう言った面もご理解いただいていると、事前に対処することもでき、より良い物をお作りいただけるのではないかと言う思いから書かせていただいています。

例えば、”イメージ通り”という点だけをとれば、思い描く理想のイメージの服を出来上がった形(既製服)で見つけることが、一番納得のいく”イメージ通り”の服ではないでしょうか。

しかし実際には、時間をかけてイメージ通りの服を探しきることが難しいこともあり、「少々お金がかかってもオーダーで作ればそれに近いものが出来るだろう」と思って作られるのが、オーダースーツで作られる一つ理由だと思います。

さらに「どうせ作るならフルオーダーの方がもっといいスーツが出来上がるに違いない」という思いから『フルオーダー』で作られる方も多いと思います。

しかし出来上がって見ると「どこかイメージが違う・・・」「ちゃんと伝えたはずなのに・・・」とうことがあります。

では何故『フルオーダー』においてに、イメージ通りに出来上がらないといったことになるのでしょうか?

それは一言で言うとスーツ作りにおいて『技術力ある』ということと、『感性がある』ということは別物ということなのです。

お客様の思い描くスーツをテーラーが理解し、形に仕上げていく作業は、実は『感性』によるものが大きいのです。もちろん『技術力』は絶対に必要な条件ですが、それ以外にお客様のお考えを的確に捉える『感性』が必要となってきます。

フルオーダーでイメージ通りに出来上がらないのは、そのテーラーには『技術力』はあるけれども、お客様の思いを十分に汲み取ることができなかった場合が多いのです。

パターンオーダーやイージーオーダーなどの工場生産の場合では、もともとご注文の段階で制限がありますので、逆にそこから大きくイメージが外れるということも少なくなります。また一旦縫製にかかると縫製ラインでは機械的に流れだし、良くも悪しきも縫い手の意思が入りません。それがライン生産の特徴です。しかし『フルオーダー』の場合自由な部分が多いだけに、そこに携わる人間の感性が微妙に影響をしてきます。

現在の分業化されているテーラーの『フルオーダー』は、スーツが出来上がるまでに複数の人間が携わります。(今では最初から最後まで一人でこなすテーラーは少ないです)

お客様から注文を聞く営業。営業からスーツの仕様を聞いてパターンを作成するパターンナー(裁断士)。そして裁断補正されたものを縫い上げる縫製職人。一般的な人員構成と大まかな仕事の流れです。

まず営業がお客様の思いを的確にとらえ、パターンナーにしっかりお客様のご要望を説明し、パターンナーが的確にパターンを作成する、そして最後は縫製職人がお客様のイメージ通りに縫い上げていく。これは理想的流れです。

しかし先ほども書きましたように、”ゼロ”から作り上げ、自由がきき、全てが手作業で進められる『フルオーダー』では作り手側の思いが入ることもあり、お客様のイメージから僅かながらズレてします場合もあるのです。

そしてそのズレをいかに少なくし、お客様の思い描くスーツにどれだけ近づけていくか、これが『フルオーダー』におけるテーラーの重要な課題の一つなのです。

テーラーには技術力があり、お客様の様々なご要望を形にしていくことが出来きます。そのために大切なのは、お客様とお店とがいかにイメージを共有するかということなのです。

次回に続く。
posted by Tailor KATSURA at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | クラス別お仕立説明

2012年04月03日

パターンオーダーシャツ 春の『オプションフェア』開催のご案内!!

春恒例のパターンオーダーシャツ『オプションフェア』を開催させていただきます。

開催期間:4月6日(金)〜4月30日(月)

特典:パターンオーダーシャツの通常有料オプションを”5つまで無料”でプレゼントさせていただきます。

ディテールだけでなく、シルエットの微調整(肩幅とウェスト寸法)も可能なオプションフェアです!

例えば、「いつものサイズから少しだけウエストを絞りたいなぁ・・・」とか、当店のサンプルを羽織ってみて「もう少し肩幅が広かったら良いのになぁ・・・」といった場合、『肩幅とウェスト寸法の微調整』が可能です!!

通常このご調整は各1,050円かかるのですが、オプションフェアの対象項目になっていますので無料で調整が可能です!!

その他、貝釦、クレリック、ダブルカフス、共地のポケットチーフ、スプリットヨーク、ネーム刺繍、ハンドステッチ、ボタンホール&付け糸の色替え、ピース、共地のカフリンクス・・・などの中から合計5つまでオプションを無料でお選びいただけます。

ディテールだけでなく、シルエットもお好みに微調整出来るパターンオーダーシャツの『オプションフェア』、是非この機会にご利用いただきたいと思います。

また、開催期間は4月6日(金)からとなりますが、本日(4/3)より『オプションフェア』分としてご注文を承っております。ただし納期は4月6日扱いの納期になりますのでご了承下さい。

皆様のご来店をお待ちしております。

かつ店
posted by Tailor KATSURA at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | お店情報

2012年04月01日

DORMEUIL(ドーメル)ヴィンテージ生地 入荷のご案内!!

ドーメルのヴィンテージ生地が入荷してまいりましたのでご案内させていただきます。

今回入荷いたしましたのは、『ZEST』『MAGIC』『TONIK』各一点です。

2012.4.1-1.gif
『ZEST』MOHAIR/WOOL

2012.4.1-2.gif
『MAGIC』60%MOHAIR 40%WOOL

2012.4.1-3.gif
『TONIK』60%MOHAIR 40%WOOL

どれも非常にヴィンテージ生地らしい色柄です・・・笑

『MAGIC』は2.9mカットですが、『ZEST』と『TONIK』は3.0mあります!!

よくお客様から「『ZEST』や『TONIK』は2plyですか?3plyですか?」というご質問を受けます。
そこで覚え方を披露したいと思います(笑)。
『ZEST』は2ply、『TONIK』は3plyですが、『ZEST』の『Z』を2と覚え、『TONIK』の『T』をTHREE(3)と覚えると覚え易いですよ!!

ヴィンテージ生地は色柄に多少クセがありますが、お作りいただきましたお客様からは「思っていたよりもすごく良いです!」とうご感想をいただいています!!

ちょっと勇気はいりますが(笑)、ヴィンテージ生地いかがでしょうか!!

かつ店
posted by Tailor KATSURA at 11:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 生地紹介