生地の拡大画像です、ご覧ください。

青糸と黒糸が規則正しく織られていますが、この生地の織り方、わかりますか?
生地は、縦糸に横糸を通して織っていくのですが、この画像では、縦糸が黒糸で、横糸が青糸になっています。
よく見ると、黒色の縦糸に青色の横糸が交互にくぐっていっています。ちょうど網戸の網と同じ織り方です。
この縦糸と横糸が一対一に編まれている組織を『平織り』と言います。(トロピカルとも言います)
『平織り』は夏場の素材として使われることが多い通気性の良い素材です。
画像を見ても、縦・横の織りの間に隙間があり、何となく通気性が良さそうに見えますよね!
今回の生地は縦糸全てに黒糸を使い、横糸全てに青糸を使っているので規則正しい網目柄になっているので平織りの組織がわかりやすいと思います!
前回の『テキスタイル クイズ』でご紹介しました生地も平織りです。こちらは縦糸に白糸と黒糸を配列して、横糸にも白糸と黒糸を配列して柄を出しています。
通気性のいい平織り素材、夏場に向けてのオススメ素材です!