シーズンの終わりから、新しいシーズンへの変わり目の時期はお直しがグッと増えます。お直しをお待ちいただいているお客様にはご迷惑をおかけしております。
そんな中、こちらのお直しもちょっと遅れていたのですが1点ご紹介させていただきたいと思います。
本切羽本穴のお直しなのですが、下から数えて1つ目と2つ目は重ねボタン、ちょっと間隔を開けて3つ目と4つ目はまた重ねボタン。そして4つ目のボタンは穴は開けずにねむり。ちょっとこだわった本切羽本穴です。

最近の傾向として、この本切羽本穴にするお直しが増えてきたのと、以前と違ってサイズ調整が、詰めるお直しが出すお直しより圧倒的に多いことです。これはスーツのシルエットが細身になってきたことも原因なんですが、あちこちで”メタボ”、”メタボ”とやられるので”やせなきゃダメなんです”という方が多いんです。(勝手な意見なんですが、ダブル好きの私としましては、年輩の方がちょっとお腹が出てきてダブルのスーツを着るのは良く似合うと思うのですが・・・。)
話がそれてしまいましたが、本切羽本穴のお直しは袖口の構造上できない場合もございます。
ご希望のお客様は一度ご相談ください。
かつ店
P.S お直しは当店以外の商品も承っておりますので、何かございましたらご相談ください。またお直しが可能かどうかのお返事は現品を見させていただいてからとなります。ご了承ください。
お値段は如何ほどになりますでしょうか?
ご質問の件ですが、
そのジャケットを見させていただいて、どのような状態の袖口で生地の縫い代が残っているか確認させていただかないとちょっとわからないです。
お値段のほうも見させていただければはっきりといえませんが
一応当店の本切羽の修理代は3600円〜となっております。
よろしくお願いいたします。
カツラ