2008年04月30日

タイト感について!!

依然にもちょっと触れたかもしれませんが、もしそうだったらすいません(笑)。

最近、お客様のゆとりに関するご要望は
”少しタイトにして欲しい”
”タイト目にして欲しい”
”タイト過ぎないようにタイトにして欲しい”
”かなりタイトにして欲しい”
”無茶苦茶タイトにして欲しい”
などなど、表現は色々ですが ”タイトに”というのが圧倒的に多いです。

そこで問題になるのが、お客様が思われている”タイト感”をどう私どもが解釈するかなんです。

上の例で言いますと、まだ比較的わかりやすいのが一番下の”無茶苦茶タイトにして欲しい”というご要望です。受け止める側といたしましては極端なご要望程わかりやすいのです(笑)。実寸より小さい服を作る訳にはいきませんの、そのぎりぎりの寸法でお作りさせていただくということになります。

問題はその間の微妙な”タイト感”です。お客様がお考えの”タイト感”と裁断を一致させなければいけないのが難しいです。方法はいろいろありますが、当店のサンプルをいろいろ羽織っていただいてそこにピン打ちしたり、お客様のお召しのスーツをピン打ちさせていただいたりして見当を付けます。

これで寸法的にはデータが取れるのですが、実はまだ問題があります。上記の2つのやり方はどちらにしても体にあったタイト感ではなく、無理矢理に作ったタイト感です。ピン打ちして服を詰めていきますと、どこかしら無理がかかってきます。その無理が体を圧迫して体で感じる”タイト感”になるのです。
ところがその寸法をもとに、お客様の体型に合わせて補正をいれて仮縫いをしますと、あら不思議 ”ゆるい!”となります。体に合わせてゆとりが均等になったためそう感じてしまうのです。実際シルエット的には確かにタイトなシルエットになっているのですが、体感としてタイトではないのです。

イメージとして、仮に体が正円だったとします。その正円より少し大きい正円の服を着せ付けてどこも当たっていなければタイト感は生まれません。どんどんその正円を小さくしていってもどこかが接触しない限り服の存在を感じません。ところがその服が正円ではなかったら、ゆとりをどんどん詰めていくとどこかが体に当たり始めます。それが体で感じるタイト感です。(またまた変な表現をしてすいません・・・謝)

これから先はお客様とお話をして、さらにタイト感が出るように寸法を詰めていくか、シルエットが出ていればその寸法でいくかを決めます。

幸い当店には仮縫いという行程がありますので、お客様とイメージを確認する事が出来きますので、私としても”ホッ”です(笑)。

かつ店
posted by Tailor KATSURA at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | スーツ
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