2018年04月29日

生地のウエイトについて Part.2!!


前回の最後に「『g/u』で表記されている場合、その数値を1.5倍すればほぼ『g/m』の重さになります。」と書かせていただきました。

今回はまずそのことについてご説明させていただきます。

通常紳士服地はダブル巾といって1.5m前後の巾があります。お店では生地は畳んで置いてある場合が多いですが、それを広げると1.5mくらいの巾があります。生地によっては少し広いものや狭いものもありますが、だいたい1.5m位です。

この1.5m巾がある生地の1m分の面積を計算すると、1.5m巾×1m=1.5u となります。
『g/m』で表記されている生地の重さは、1.5u分の重さということになります。

一方『g/u』は、生地巾は無視して、1m×1m=1u分の生地の重さを表記しています。ですので『g/u』で表記されているものを『g/m』に換算するには1.5倍しなければいけないことになります。

少しややこしかったですね。

ではこれから先は一般的な『g/m』で話を進めます。

『g/m』は”生地の1mの重さ”であると先程説明しましたが、実は生地巾というのはメーカー(織機)によって違いがあります。狭い生地だと145cmくらい、広い生地ですと160cm近いこともあります。

言い換えますと、『生地ウエイト』の比較は、生地巾の違う生地の1mの重さを比べているということになります。

例えば、生地ウエイトが同じで、生地巾が違うの三種類の生地があったとします。(生地ウエイトは同じ250g/m、巾がⓐ1.45m巾、ⓑ1.50m巾、ⓒ1.60m巾の3種類)

面積と重さの関係は以下のようになります。
ⓐ1.45m巾×1m=1.45uで250g/m
ⓑ1.5m巾×1m=1.5uで250g/m
ⓒ1.6m巾×1m=1.6uで250g/m

これをⓑの1.5uを基準とし、ⓐとⓒを同じ面積に換算し直すと、
ⓐ1.5÷1.45×250=257g/m
ⓑ250g/mのそのまま
ⓒ1.5÷1.6×250=232g/m
となります。

ややこしいですね・・・汗

同じ250g/mの生地でも巾を揃えて計算し直すと上述のようになります。お店でそこまでチェックすることはないと思いますが、厳密に言うとそういうことになります。

似た生地で生地ウエイトも同じなのに触ってみると、どうも厚さが違うように感じるといった時は生地巾が影響しているのかもしれません。

長くなりましたので(計算もあったし・・・笑)、今日はここで終わらせていただきます。

次回は『生地ウエイトと着用シーズンの目安』について書かせていただきます。
posted by Tailor KATSURA at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | お店情報
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