Edwin Woodhouse(エドウィンウッドハウス)の『6PLY』490g/mという生地です。
『3PLY』『4PLY』は聞いたことはあるけど「えっ、6PLYって、どんなん?」という感じではないでしょうか。
そこで今日は『6PLY』の糸をほどいて、その仕組みをご説明させていただこうと思います。
まずは生地から1本の糸を抜きます。
引き抜くとこんな状態です。
上の画像は1本の糸に見えますが、
2本の糸を撚って1本にしてあります。
少し撚りを戻してみます。
撚りを戻すと糸がバラけてこんな感じになります。
1本が2本に分かれました。
枝分かれしたこの糸はさらに3本の糸で撚られています。
それでは撚りをほどいてみます。
段々細くなってきて分かりづらいですが、3本の糸が撚られているのがご覧いただけると思います。
これがいわゆる『3PLY』です。
つまり『6PLY』の糸は、細い3本の糸が撚られて1本の糸になり(3PLY)、その糸が2本撚られて太い1本の糸になっています。
3×2=『6PLY』ということになります。
これだけの糸が撚られていますので必然的に生地ウエイトは重たくなり、しっかり感も出てきます。
先日この生地でお客様のジャケットを作らせていただきました。かなりしっかりしたジャケットに仕上がりましたが、”ごつ過ぎて着にくい”という感じではございませんでした。
お客様にも「しっかりしたいいジャケットができた」と喜んでいただきました。
丈夫で長持ち!『6PLY』ジャケットorスーツはいかがでしょうか?
【ブランド】:Edwin Woodhouse(エドウィンウッドハウス)
【コレクション】:『6PLY』
【クオリティ】: WOOL 100% 490g/m
【生産国】:MADE IN ENGLAND
【価格】:シングルスーツお仕立て上がり
・ス・ミズーラ ¥154,200(仮縫無し、税込)
・ハンドメイド仕立て ¥246,000(仮縫付き、税込)
シングルジャケットお仕立て上がり
・ス・ミズーラ ¥105,840(仮縫無し、税込)
・ハンドメイド仕立て ¥165,240(仮縫付き、税込)