2021年11月05日
スーツのシルエットが徐々に・・・
スーツのシルエットが過渡期にきていると感じています。
少し前までは、超が付くぐらいタイトスーツをご要望されるお客様も多かったのですが、ここにきて「少しゆとりのあるシルエットで」というご要望が増えています。
昨年の秋冬物あたりからその傾向がありましたが、今年の秋冬はその傾向が顕著になってきました。
そして、ゆとりのあるサイズ感への変化と並行して、着丈も長くなってきています。
特にコート丈におきましては、以前より長め(膝下丈など)をご希望されるお客様が増えてきています。
またパンツにおきましては、ノータック(ノープリーツ)のタイトなシルエットから、1タック(1プリーツ)の腿の辺りに余裕を持たせたテーパードラインが増えてきています。
服地のコレクションでは、タイトになったスーツの快適性を補うために、ストレッチ素材が増える傾向にありましたが、スーツのサイズ感に変化があると、その傾向も変わっていくかもしれません。
確かにストレッチ素材は着用して楽なのですが、生地の安定性においてはノンストレッチに分がありますので、お客様におかれましては、ご自身のスーツスタイルにあった素材選びも重要になってくると思います。
これからオーダースーツをお考えのお客様は、スーツのサイズ感が変化してきていることをご参考にされてください。
またその際、ご自身のスーツスタイルにあった素材選びもお勧めいたします。
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