2008年11月04日

完成!!カシミア100%、トレンチコートPart2!!

今日はカシミアトレンチコートのお話しの2日目です。

お客様のご要望でカシミア素材のトレンチコートをお作りすることになったのですが、何せ初めての事ですので迷う事ばかりでした。

まず最初にお客様と大まかにイメージを固めていく打ち合わせをさせていただきました。
”ショートトレンチはちょっと違うよなぁ” とF様。これはお客様とすぐに意見が一致し(笑)、丈はロングにすることに。
そして基本のシルエットをどうするか。A社風にするか、B社風にするか(笑)。
これは少し時間をかけましたが最終的にB社風にしました。ただしバックシルエットを少し絞って見せたいとのご要望がありましたので、そのように仕上げさせていただきました。これはご着用のときにベルトで腰を縛る訳ですが、余裕量が多すぎると綿ギャバなどとは違ってもたついてしまいます。その意味でも少しぜい肉を取ったかたちにいたしました。

問題はディテールでした。
最終的には細かい部分はお任せいただきましたが、最初にF様から ”機能的に実際日常生活では使わないかも知れないが、しっかり細部まで作り込んで欲しい”とご要望がございまいした。
カシミア素材ですので、どこまで細かい細工が出来るか解らなかかったのですが、チンウォーマーなど細かい部分もお作りしました。もちろんベルトにはDカンをお付けしましたよ(笑)。
そして一つ問題が・・・。
F様のトレードマークである ”富士山マークを”どこに付けるべきか?(笑) 結局、マガジンポケットの上にお付けしましたが、これはF様にとっては外す事の出来ない問題なのです(笑)。今回 ”赤富士”と裏地とのバランスが絶妙です!!必見ですよ。

お仮縫いでは全てのディテールを表現できませんので、主にはサイズ感と丈(着丈や袖丈)を確認していきます。
そこで問題になったのが前述しました、ウエスト回りの量感です。タイトにし過ぎるとモードっぽい感じになりますので、そこそこの分量が必要です。しかし多過ぎるともたついてドレープのいき場がなくなります。その場で仮縫いを調整して、何度も確認しながら決めさせていただきました。

そしていよいよ本縫いです。
カシミア100%は下手に蒸気を使えませんのでそれだけでも縫製が大変なのですが、トレンチコートは細かい作りが多いのと、さらに職人に対する私の要求がきつかった為(笑)、チェスターなどのコートと比べると倍の縫製時間がかかりましたが、職人もがんばって仕上げてくれました。感謝感謝です。

次回はいよいよ出来上がりのご紹介です。お楽しみに!!

Part3に続く。

かつ店
posted by Tailor KATSURA at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | コート
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