2009年02月26日

シリーズ!オーダーシャツお仕立説明 & 衿型紹介(”ロール感のあるボタンダウンカラー” Part1)!!

非常に長い題名になってしまいすいません(笑)。本文も長〜いですよ(笑)。

今日は、フルオーダーでは可能な衿型の修正(数値指定)を、実際の出来上がりと、その時に指定した数値をご覧いただきながら、その変化を見ていきたいと思います。

今回の衿型修正には、昨年12月3日のブログ(シャツカテゴリー)でご紹介させていただきましたボタンダウンカラーをベースに使用しています。そしてその衿のポイントや開きの数値指定を変え、よりカッコいい (笑)
”ロール感のあるボタンダウンカラー”を目指してトライしてみました!

まずベースとしましたボタンダウンカラー(昨年12月3日のブログでご紹介のシャツ)をご覧下さい。

2008.12.1-2.jpg 2008.12.1-1.jpg

衿越しが少し高めの、グレーのヘリンボーン地のボタンダウンです。
タイスペース(釦を止めた時の衿と衿の間隔)を少し広めにとり、衿にはロール感を持たせています。

このボタンダウンのサイズスペックは、
・ネックサイズ:38.5センチ(フルオーダーはネックサイズもミリ単位でご指定いただきます)
・ポイント(衿の長さ):9.5センチ
・衿の開き:13センチ
・衿山(衿越し):4.2センチ
・前衿台は角型にし、タイスペースは少し広め、ボタンホールは斜め
・釦は当店自慢の(笑)オリジナル白蝶貝

というサイズスペック、仕様です。

そして今回は、
・ネックは同じく38.5センチで
・ポイントを10.5センチに長くしました
・衿の開きを14センチと広くしました
・衿山(衿越し)を4.7センチに高くしました
・前衿台は同じく角型ですが、タイスペースを8ミリ狭くしました
・釦は同じく当店自慢のオリジナル白蝶貝(笑)

それでは修正後の画像6点をご覧ください。

2009.2.26-1.jpg 2009.2.26-2.jpg

2009.2.26-3.jpg 2009.2.26-4.jpg
 ボタンを外してもロール感がでています

2009.2.26-5.jpg 2009.2.26-6.jpg

いかがでしょうか?雰囲気変わりましたでしょ。
ボタンダウンのロール感や開き加減、衿の長さなどは多分にお好みが入る所ですので、一概にどれがいいといは言えません。

実際のお作りさせいただく時は、全くのゼロからではイメージできませんので、衿型のサンプルを見ていただいて、そこから”あーしよう、こーしよう”と決めていきます。

少し余談になりますが、フルオーダーの場合、お気に入りの衿型があれば、そのシャツをお預かりすればほぼ同じ雰囲気でお作りすることはできます。ですがそうでない場合、そのお店のベースの衿型サンプルの善し悪しは出来上がりに大きく影響します。

もし衿型を重視してオーダーシャツをお作りになる場合は、行かれたお店にお客様の好みの衿型があるかどうかがとても重要になってくると思います。

「衿型はなんとでもなりますよ」的な発想はちょっと無理じゃないかと思います。実際、最初にご紹介させていただきましたグレーのシャツも、時間をかけて衿型を作っています。

話をもどしますね(笑)。数値指定のちょっと難しいお話をしましたが、実際お作りいただく時は、お客様には「もう少し衿が長い方がいい」とか「もっとロール感が出ている方がいい」とかイメージで伝えていただければOKです。数値は私たちが指定しますので大丈夫ですよ。

微妙な話を長々としてしまいましたが(笑)、フルオーダー時のご参考になればと思い書かせていただきました。

次回はもう1点ボタンダウンシャツをご紹介させていただきます。

おたのしみに!!

かつ店
posted by Tailor KATSURA at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | シャツ
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