2009年04月01日

オリジナル、スミズーラ・ノータックパンツのご紹介Part1!!

今日からいよいよ後編です。

話の内容は変わりまして、当店のスミズーラのパンツのお話をさせていただきたいと思いますが、その前に少し当店のス・ミズーラ(ファクトリー縫製)について触れさせていただきたいと思います。

現在、当店のス・ミズーラは、”クラシコモデル”、”ナポリモデル”、”ブリティッシュモデル”の3つの基本シルエットを基調に展開させていただいております。(2008年7月20日のブログからシリーズで詳しくご説明させていただいております。スーツカテゴリー内)

ス・ミズーラの上衣におきましては、各モデル、ゲージサンプルをご用意させていただき、お客様に実際に羽織っていただくことにより、その違いを見ていただき、また体で感じていただいております。

この仕上がりサンプルを通して、言葉では伝えきれない微妙なサイズ感や着心地などを確認していただくことが可能となります。さらに仮縫いをさせていただくことにより、ご注文いただいた生地でデザイン・サイズ感等をご確認していただくことが出来き、より仕立て上がりのイメージがし易くなります。この幾重もの確認作業を通して、お客様のイメージ通りのお洋服に仕立て上げていきます。

単に、お客様のご体型に合ったスーツをお作りするだけなら、テーラーにとってさほど難しいものではないかもしれません。しかし、そこにイメージという感覚的要素が入ってくるとそうはいかなくなってきます。その意味で、このス・ミズーラにおけますゲージサンプルは、お客様とイメージを確認し合うための大切な橋渡しの役目を担っています。

そして今回、パンツの新パターンを開発するにあたり、パンツにもこのゲージのシステムを導入し、よりタイトになりつつあるパンツの微妙なサイズ感やシルエットの確認をスムースに行えるようにいたしました。

これにより、タイトなシルエットをお求めのお客様のご要望をより正確にパターン化する事が可能になり、お客様におかれましては、出来上がりのイメージがしやすくなり、ご要望をより伝えやすくなるというメリットがございます。

実際にお客様とお話をさせていただいていて感じる事なのですが、”タイトなパンツ”と言いましても、その感覚はお客様によって皆様かなり違いがございます。お話をお伺いしてイメージをすり合わせていくわけですが、やはり”百聞は一履にしかず”(笑)、ゲージサンプルを履いていただくのが一番確かです!!

という訳で、ゲージサンプルは9サイズご用意したしました!!

2009.4.1-1.jpg 2009.4.1-2.jpg
(精度を高めるために、しっかり目のサキソニーでお作りしています。)

特に、初めてオーダースーツを作ろうとお考えのお客様は、やはり「どんなスーツが出来上がってくるのだろう?」と不安だと思います。(実は私も初めてオーダースーツを作った時はそうだったんですよ・・・笑)

例えば、お客様が「細身のパンツをお願いします。」と店員にご要望を伝えたとしますね。店員から「はい分かりました。」と元気のいい返事が返ってきても(笑)、少し不安ですよね。

仮にその捉え方に違いがあり誤差があっても、もし仮縫い付きであれば修正は可能です。しかし仮縫い無しの直縫いの場合、そのまま違うイメージのパンツが出来上がってくる、なんてこともなりかねません。(実際そのようなご経験をされた方もおられるのではないでしょうか?)

ゲージサンプルによるメリットは色々ありますが、”お客様のイメージに沿った、より精度の高いパンツをお作りする為” というのが最大の目的であります。(精度=お客様のイメージに近づけるという意味においてです)

今日はス・ミズーラのパンツの新パターン開発とゲージのシステムの導入、そして出来上がりまでのアウトラインをご説明させていただきました。

次回はこのゲージサンプルのパターン上の特徴と、3種類ご用意しましたモデルのご説明、そしてこれから春から夏に向けてのパンツ素材のご提案をさせていただきたいと思います。

次回は最終回です。お楽しみに!!

かつ店

posted by Tailor KATSURA at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | パンツ
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