今回のシリーズにも、あの(笑)T.Sさんに登場していただいております。
以前にT.Sさんのパンツを作らせいただいた時にも、無理を言ってブログで詳細を紹介させていただきました。(いつも無理を言ってすいません・・・謝)
よろしければ2009年3月20日のブログをご覧になって下さいね。
一言でいうとT.Sさんは『こだわり派』の方です。(ご自身の考えがぶれないと言った方がいいかも知れません。でもご自身は出来上がった服には余り思い入れされないそうで、服に対するこだわりも人にはほとんど話されないそうです。またオーダーは色々難しく考えるより楽しんで好きに着るのが一番と、非常に柔軟な面を持っておられ、こだわり派ではまったくないと仰っています・・・笑)
我々はそういった方のご意見を吸収して物作りをしていくと、結果として我々のスキルも上がっていきます。とても有り難いことだと思っております。
さて、そのT.Sさんに、当店の『ピーコート計画』をお話したところ、T.Sさんも『ご自身が納得出来るピーコートを』探されており、我々は『オリジナル・ピーコート』と『T.Sさんのピーコート』を一度に作っていくという二足のわらじを履くことになった。と『序章』で書かせていただきました。
「これは大変な作業になるぞ!」と少しビビりながら(笑)覚悟を決めた次第です(爆)
その後、T.Sさんに再度ご来店いただき、ご自身のピーコートのご要望を、お聞きすることにいたしました。
その時T.Sさんは、色々な画像や雑誌の切り抜き、以前購入された及第点のピーコートなど、様々な資料をお持ちになりました。またT.Sさんの奥様は服作りに携わるお仕事をされているのですが、衿型の研究の為に購入されたという、衿の返りが非常に綺麗なロール感を持つピーコートも資料としてお持ちになられました。そして今まで実際に色々なお店で見られたピーコートの”良いと感じたられた点・悪いと感じられた点”を詳細にご説明されながら、『今回オーダーされるピーコートのコンセプト』を熱心に語られました。
私たちはその熱弁を裁断士(カッター)も交え、お聞きしておりました。
お話を伺い、最後に感じたのは、『当店が考えているピーコート』と非常に近い『コンセプト』だったということでした。
ディテールにおいては多少の考え方に違いはあるものの、大筋で同じ方向性のピーコートをお考えでした。
正に”ベクトルが一致した”という感じでした。
(いやぁ、よかったです。方向性が違っていたら大変なことになっていたでしょうから・・・笑)
それではその我々とT.Sさんの考える『コンセプト』の、共通したポイントをいくつかあげさせていただきます。
・大人が着て似合うデザイン・バランスの追求
・素材にこだわる(ピーコートに適しているという意味です)
・着こなしの多様性を可能にする
・ピーコートが持つ本来の軽快感も失わない
・本来の機能も取り入れた本格仕様
平たく言いますと、「子供っぽくなく、大人が着てカッコいいピーコート。カジュアルだけに収まらない大人の着こなしができるピーコート。そして本来の機能性もしっかり装備している」という感じです。
何となくイメージしていただけましたか? 言葉だけではわかりにくいですよね(笑)。
でもこれだけは言えると思うのです、「ピーコートは決して若い方だけのアイテムではなく、幾つになってもカッコよく着ていただける素晴らしい定番アイテムです」と。
それでは『Part1』はこのあたりで終わらせていただきます。
次回『シリーズ!オリジナル ”オーダーPea Coat(ピーコート)”Part2!!』では、先ずはT.Sさんのピーコートから、画像を載せまして、詳しくご説明させていただきます。
また、ただ完成品をご説明しただけでは面白くありませんので(笑)、制作時の裏話なども交えながら進めさせていただきたいと思います。
長文が予想されますが(笑)、秋の夜長、ゆっくりお楽しみ下さい!!
2010年10月13日
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