お客様から、
「スーツはどのくらい保つものですか?」,「皆さん何年くらい着ているのでしょうか?」,「オーダースーツの方が長持ちしますか?」など、スーツの耐久性に関するご質問をよく受けます。
せっかく作るオーダースーツですから、「出来ることなら長く着たい」と思われるのは当然のことと思います。
しかしスーツも消耗品、だんだんと傷んできます。また他の商品と同じように、使用頻度や扱い方、手入れによって傷み具合が違ってきます。
極端な話をすれば、数シーズンで着潰してしまうという方もおられれば、親から譲り受けたスーツをリフォームして親子二代で着る方もおられます。
スーツの耐久性は、素材やサイズ感、着用状況によっても大きく違ってきます。またご体型の特徴から、部分的に破れたりすることもあります(例えば、股づれなど)。
一般的にスーツの傷み具合は一番に着用頻度が影響します。多く着る方が傷みます。これはスーツも消耗品ですので仕方がありません。
そのほかスーツの耐久性を左右する要因としては 、『素材』『サイズ感』『使用状況』などがあります。
『素材』で言えば、、薄手の生地より分厚い生地の方が、シルクやカシミアよりもウールの方が耐久性があります。また同じウールでも細番手の方がデリケートです。
『サイズ感』で言えば、タイトなスーツより、少し余裕があるスーツの方が長持ちします。タイト過ぎるスーツは常に生地・縫製に負担をかけています。車の乗り降りの時などに「バリッとやってしまった」という方も多いのではないでしょうか。また身体に合ったスーツは、スーツに無理な負担がかからず長持ちします。身体に合っていないスーツは、身体に負担になりますが、スーツにも負担になっていると言えます。
『使用状況』で言えば、スーツが最も傷みやすいケースの一つとして夏場の自転車があります(笑)
。サダルとの摩擦で股の部分が薄くなり、汗でしめったウールは極端に強度が落ちますのでビリッと破れてしまいます。
スーツを長持ちさせるには、何着かでローテーションをさせることと、替えのパンツを1本用意しておくのがいいと思います。スーツは傷みはパンツの方から目立ち始めます。スペアパンツと交互に着用すると
結果として2倍以上長持ちします!!
お客様からのご質問に具体的に「このスーツは何年もちます!」とはお答えできないのですが、お持ちのスーツの特徴や使用状態を理解し、少し気遣いするだけでスーツを長持ちさせることが可能です!
2013年06月01日
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それは
体型を維持すること。
クラシックなスーツを作る、あるいは
流行に左右されない自分のスタイルを貫くこと。
身の丈に合った生地を選ぶこと。
そして
馴染みの店(KATSURA)で仕立てること!
以上です!
ZIZZY STARDUSTさんのおっしゃるとおりだと思います!
フォローありがとうございました!!
かつ店