2014年09月16日

『職人魂』!!

今までブログでは『職人』についてあまり書いたことがございませんが、今日は少し書かせていただきたいと思います。

いま当店には、一人の見習い生がいます。
見習いを初めてまもなく2年になります。

先日まで、週に一度日を決めて、ズボン職人にマンツーマンで縫製を叩き込んでもらっていました。

針の運針から習い始め、仮縫い、裁断も覚えながら、ようやくズボン・ベストが縫えるようになってきました。

その指導を担当をしてもらったのは、ズボンの縫製一筋、当店No.1のズボン職人です。

彼が習い始めた頃、たまたまその場に居合わせた私の耳にズシンとくる言葉が飛び込んできました。

見習いの彼が少し雑な仕事をしてしまったのでしょう、そんな彼に普段は物静かな職人が、

「こんなやり方でええと思うか?」
「あんた、『過去には戻れない』という言葉知ってるか?」
「自分がやった仕事はずっと残るんやで」
「一度仕上げてしまったら後へは戻れへん」
「・・・さぁ、やり直そう」

私はこの職人をとても尊敬しています。もちろん素晴らしい仕事をするからでもありますが、それだけではなく、仕事に対する姿勢が素晴らしいからです。

いい仕事をする職人は、指先が器用だとか、センスがいいからといった技術的な部分だけを見られがちですが、それだけでは決してありません。間違いなく素晴らしい職人は魂を込めて仕事をしています。技術の源になっているのは間違いなく『職人魂』なのです。

大袈裟に聞こえますか?でも実際に縫製をしている職人の姿を見ればきっと同じことを感じていただけると思います。

自分の仕事に厳しく取り組み、一切の妥協を許さない・・・・そんな職人の思いが修行中の彼にどれだけ伝わっているか・・・

今この業界では熟練職人が減っています。若手の職人を育てるのはこの業界の急務です。幸いなことに若手の職人を育てる気運もあり、縫製職人を目指す若い方もふえてきています。

嬉しいことではありますが、先を急ぐばかり「技術の習得」ばかりに目がいっているようにも思います。

彼にはその『職人魂』を感じとり、「技術以外の大切なものも受け継いでいって欲しい」と強く思いました。

極めてこそ職人。でもその職人はいつも口癖のように言っています、

「どれだけやっても、いくらでも学ぶことが出てくるわ。一生修行ですわ。」と。
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2012年10月18日

袖口の遊び!!

袖口のボタンを『本切羽(本開本穴)』にしたり、『ボタンホール』の色変えてみたり、『キッスボタン(重ねボタン)』にしてみたり・・・

袖口のディテールのちょっとしたこだわりは、過度な装飾を許されない紳士服の”密かな”楽しみでもあります。

その”密かな”とはかけ離れているのですが(笑)、先日お客様より『袖口の遊び』を教えていただきました。

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これ何だかわかりますか?

クロックスのサンダルの穴に付けるジビッツなんです!

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私は、先日のロンドンオリンピック開催中は『ユニオンジャック』柄を袖口に、今(ハロウィンまで)はカボチャの『ジャック・オー・ランタン』柄を付けています。

そして11月からは『クリスマス・ツリー』柄を、年末からは『雪だるま』をはめようかなと思っています。

私はクロックスのサンダルを持っていないので知らなかったのですが、この飾り、ものすごくたくさんあるんですね!

普段からずっとはめるているのはちょっと目立ち過ぎかも知れませんが(笑)、イベントに合わせて当日にそれらしきものをはめたりするのは面白いかも知れませんね!

ちょっとしたお遊びのご紹介でした・・・笑

かつ店
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2010年12月25日

X'mas プレゼント!!

メリークリスマス!!

「今日は皆様にプレゼントがあります!」ということではないんです(笑)。『X'mas プレゼント』のちょっとしたお話です(あしからず・・・笑)

昨日私は仕事が休みで時間があったので、柄にも無く家内に「クリスマスプレゼントでも買おうかな」と思い、ぶらっと出かけました。

いろいろ見て回ったのですが、結局何も買わずに帰りました。

相手を『喜ばせたい』いう気持ちばかりが先行して、何を選んでいいのかわからなくなり、パニクってしまいました(笑)・・・何とも情けない話です。

クリスマスの今日、若いカップルのお客様がご来店になり、女性の方がクリスマスプレゼントにオーダーシャツを贈られました。

大学の4回生と仰っていたので二十歳を少し超えられたご歳でしょうか。

オーダーシャツですので、クリスマス当日にプレゼントを渡すことはできませんが、どんなシャツにするか二人で一緒に考えてオーダーされました・・・とってもいい感じでした。

それに引きかえ私は・・・(泣)。

来年は「プレゼント渡すぞ!」と訳のわからない決意をしたクリスマスでした。

かつ店
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2009年11月30日

”ひだ”の向き!

御堂筋の銀杏並木はやっと見頃になってきました。

今月の中頃にご出張でお立ち寄りになられましたお客様は、御堂筋の黄金並木を楽しみにしておられたのですが、その頃はまだ半分くらいしか色が変わっておらず、がっかりされていました。
ちょっと遅めの見頃ですが、携帯のカメラでスナップショットを撮られたり、三脚を立て一眼レフで本格的に撮られている方もおられます。なかには絵を描かれている方もおられますよ。

私はこの季節、土曜・日曜日の朝の御堂筋が好きです。
車や人の通りが少なく、平日とは違い空気が凛としているからです。
またところどころで、ビルの間から漏れた朝日にライトアップされた、黄金色にひときわ輝く銀杏の木を見ることも出来ます。
淀屋橋から難波まで”朝の御堂筋の散歩”なんていいと思います。おすすめです!

さて前置きが長くなりましたが(笑)、先日インフルエンザの予防にマスクをしていたのですが、
「あれっ、マスクのひだの向きは上向き・下向きどっち正しいのだろう?」とふと思いました。
たまたま私の買ったマスクには裏表の説明書きがされていなかったので考える事になってしまったのです(笑)

職業柄(笑)、タキシードのカマーバンドを思い出しました。
こちらはひだが上向きが正解です。これはパーティーなどでチップのコインやチケットなどを忍ばせることが出来るようにひだを上向けにしているのですが、はてさてマスクは?

最近のマスクは片方に針金が入っていて鼻にそいやすいようにしてありますので、上下はわかります。しかし表と裏ではひだの向きが変わってしまい、いったどちらが正しいのか。紐の取り付け部分が内側になるようにするのが正しいようにも思えますし、他の部分の作りを見ると逆のような気もします。

まぁ普通に考えて(笑)ひだを下向きにするのが正しいのでしょうが、意外にひだを上向きにはめている方を見かけるので迷ってします訳です。そういえばインバーテッドプリーツみたいになっているのもありますね。

効果が同じならばどちらでもいい話なのですが、職業柄(笑)ひだの向きが気になった次第です。

12月に入るとパーティーシーズンになり、タキシードを着る機会がある方もおられると思いますが、カマーバンドのひだの向きは間違えないようにして下さいね。

わたしは初めてカマーバンドをした時、ひだを上向けにすることに何か違和感を感じました。なんだかホコリが入ってしまいそうだし(笑)、何となく逆向けにはめているような気がして。

でも先ほども書きましたように、カマーバンドのひだの向きは上向きが正解です!

マスクは間違えても格好悪くないですが、タキシードの場合はちょっと格好悪いです。

間違えないでくださいね!

でもマスク、ほんとはどっちが正しいのだろう???

かつ店
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2009年05月20日

初めての光景 Part2!!

今日昼過ぎに、地下鉄の御堂筋線に乗り梅田まで出ました。

地下鉄のマスク着用率はさらに上がったのではないでしょうか?
地下鉄のシートは中央部分が6人掛けになっていますが、向かい合った12人が全てマスクを着用している光景を目にした時、今回の新型インフルエンザに対する意識の高さを感じました。

梅田でもほぼ学生らしき人を見かけません。ビジネスマンばかりです。
異様な光景でした。
地上でもやはりマスクの着用率は高たったです。

そんななか、「なんでマスクなんかせなあかんねん!」みたいな感じで、他の人に気遣うこと無く車内で思いっきり大きいくしゃみをしている人も見かけました。
当然冷たい視線が一斉に注がれるわけですが・・・。

日本以外ではマスクの効用を疑っている国もありますが、決定的な防御策はないのですから、やはりマスクはしたほうがいいと思います。

今、大阪・兵庫の幼稚園、小・中・高校や多くの学校が休校になっています。
事実上小さな子供たちは家で軟禁状態になっています。ストレスもきっと溜まっていることだと思います。

小さい子供たちもがんばっています!

私たち大人も、マスク着用、手洗い、うがい、しっかり励行して、この目に見えない厄介な敵を寄せ付けないようがんばりましょう!

今もしご家族の方が発症したら、”お父さんのせい” の確率高いですもんね。

かつ店

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2009年05月18日

初めての光景!!

今朝、7時30分過ぎに阪急の神戸線に乗ったのですが、学生らしき姿は全くと言っていい程見かけませんでした。普通なら十三(じゅうそう)駅構内で学生が溢れかえっているのですが・・・。

代わりに目に付いたのが、スーツにマスク着用という姿です。マスクの着用率は50%をゆうに超えていたと思います。

電車はもっとガラガラかと思っていましたが、以外に混雑していました。月曜ということもあったのかも知れません。明日は減るかもしれませんね。

私もマスクを着用して出勤しましたが、到着した電車の車内に大勢のマスクを付けた方を確認すると、乗り込むのがちょっと怖く感じました。

車内で辺りを見渡すと、おかしなものでマスクを着用されている方のほうが普通に見えてきました。こんなに大勢の方がマスクをしている光景は普通ではないのですけどね。

逆に、マスクをしていない方は回りをきょろきょろ見たり、知り合いと乗り合わせている方はばつが悪そうにされたりしていました。

手で口をずっと押さえ続けている人も見かけました。これは効かないと思いますけど・・・気持ちはわかります。

私は兵庫県に住み、大阪で働いていますので、この豚インフルエンザの流行は本当に心配です。

マスク着用、手洗い、うがい、しっかり励行したいと思います。

かつ店
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2008年12月21日

1.5%の重み!!

先日、休日に車をぶらーっと走らせていると、新型フェアレディーZ(Z34)が展示してある日産のディーラーの横を通り過ぎました。
「おっ、新型Z!、カッコいい」と思った瞬間Uターンをしていました。
(車の好みはいろいろですので、そのことに関しては書きません・・・笑)。

「Zのパンフレット下さい!」と店に入るなりそう言うと、世のなか車が売れていない云々の最中とあってか、冴えない表情の販売員が出てきてパンフレットをホイと差し出してくれました。それでも一通りの説明をしてくれました。

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驚いたことに、私にはすごくZがコンパクトになり、随分変わった印象を受けたのですが、全長は僅かに6.5センチしか短くなっていないとのことでした。

家に帰って計算してみました。
Z33が全長4315ミリで、Z34がそれより65ミリ短くなって4250ミリ。率にして1.5%!!
「えっー、たった1.5%でこんなに雰囲気変わのる?」と驚いてしまいました。

「1.5%、1.5%・・・」呪文の様に頭の中をその数字が駆け巡っています。

ふと我に返り、身近なところでその比率を当てはめてみました。

「たとえば上衣の着丈が75センチとして、その1.5%は・・・んっ、約1センチ・・・・・・1センチかぁ・・・」私はうなだれました。

仮縫いで上衣丈を1センチ短くするかどうか、三面鏡でじっくり見られて悩みに悩まれるお客様もおられます。1日では決まらず日を変えられる方もおられます。

そんなお客様のお気持ち、わかったつもりでいました。でもどうも足りなかったようです・・・。私がZで感じたくらい、お客様は同じようにスーツで感じていたんですね。すいませんでした。

でも気付けてよかったです。マンネリ化すると自分ではやっているつもりになるんですね。怖いです。

ひょんな事から、わずか1.5%の重要性を考えさせられた1日でした。

かつ店
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2008年04月17日

またまたちょっと気になりました!!

4/3(木)のブログで街で見かけた礼装の靴について書かせていただきました。

”ちょっと足元が気になりました”と言う題で、喪の時に外羽根の靴はいかがなもんでしょう・・・と姑のような(笑)内容でしたが、”日本の文化に於いては黒い靴を履いていればOKとしなければ”というコメントをいただき、”それもそうだな”と納得していたのですが・・・。

今日、地下鉄の御堂筋に乗ったのですが、2週間前の再現と思うくらい同じような状況に遭遇しました。今日もまた50台半ばの喪服を着た夫婦を見かけました。

前回同様、自然と靴に目がいきました(笑)。職業病です。今日見かけた男性の方は綺麗に磨かれた黒の内羽根のストレートチップを履かれていました。恰幅があって礼装が似合っていました(と変なことに関心していました)。しかし、何か変。じろじろ見る訳にもいかず、こそこそ見ますと(笑)、袖口から金無垢の腕時計がちらりちらり、メガネは金縁。

これってどうなんでしょうか? ”ん〜・・・?”と思ってしまう私はやはり姑級(笑)。

気にされない方には”それがどうしたの?”ってことになりますが。

はぁ〜私ってやっぱり姑級なのか・・・。

かつ店

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2008年04月03日

ちょっと足元が気になりました!!

今日、地下鉄の御堂筋に乗りました。

その時、50台半ばの喪服を着られた夫婦を見かけました。
男性の方はブラックスーツに白いシャツ、黒い無地のネクタイ、そして外羽根の黒いUチップ・・・。

スーツ、シャツ、タイ、皆さんここまではやはりルールを無視する訳にはいかず、気を付けられていると思います。

でもいざ靴となると”取り合えず黒い靴であれば”という方も多いのではないでしょうか。

仕事柄、そのような場に行ってもついついリサーチしてしまうのですが(笑)、いわゆる餃子靴や、極端にトウが尖ったもの、グレイン系の革など色々履かれています。

お通夜にしろ、告別式にしろファッションを見せに行く場ではないので、いい靴である必要はないと思います。

でもせめて・・・と思うのは私だけでしょうか。

かつ店
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2007年04月20日

職人技!!

写真は、以前から店にあった小さい金庫(たいしたものは入ってません!)ですが、番号がわからなくなってしまいしばらくの間、開かずの金庫でしたが、昨日鍵屋さんに持込みました。

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私が事情を説明していたら、その話ししている間に開けてくれました。わずか10秒の技です。視線は私の顔を見ていましたから手探りでの作業でした。

職人さんからしたら簡単な仕事だったのでしょう。
でもすごかったです。

服とは関係ない職人技の話しでした。
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2007年03月04日

憤り&不安!!

何かいかつい題になってしまいました(笑)

最近車を運転していると、高齢者向けの施設やサービスの車をよく見かけるようになりました。普段あまり気にしない私も”高齢化社会になりつつあるのだなぁ”と実感するようになりました。高齢者向けのビジネスも盛んな様ですね。

先日、車で街中を運転している時の事です。私が走っている車線は渋滞していたのでのろのろ運転でした。私の車は信号のない横断歩道の前で止まりました。するとお母さんが後ろに子供を乗せた自転車で横断し始めました。半分程横断した時に反対車線から車が近づいてきました。当然私はその車は一旦停止すると思いました。たぶん自転車のお母さんもそう思ったのではないでしょうか。その車は一旦停止することなく、スピードを落とす事もなく走り去っていきました。お母さんの自転車は子供を乗せたままよろめき倒れそうになりました。私は振り返ってその車を見ました。車の後ろに近所の高齢者施設の名前が書いてありました。

話は変わりますが、私は服に携わる仕事をしています。天職とまでは思っていませんが服は好きです。特に職人さんに縫っていただいた服はたとえ古くなっても捨てる気にはなれません。自分なりにいろいろ考え、職人さんに形にしてもらた服をサイズが合わなくなったから、デサインが古くなったからといってポイと捨てる気にはなれないのです。よくお客様はお直しをお持ちになられた時、”古い服で申し訳無いのですが・・・”と言われます。でも私達にとっては、大切に着ていただいているという事はとてもありがたいことなのです。

話をもとに戻します。私は服の世界で仕事をしていますが、この世界で仕事をするに当たっては服が好きということが最低条件になるように思います。人の命を預かる仕事の人は、人にやさしくあるということが最低条件ではないかと思います。もしその車の運転手から”自分のお客さんにはやさしくしていますよ”という答えが返ってきたとして、そんなの信じられますか?
これから増々高齢化社会が進み、高齢者向けのビジネスもより盛んになると思います。そんな中、今回の出来事は憤りと不安を感じ、また高齢化社会のことを少し真面目に考えさせられた出来事でした。

かつら
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2007年02月19日

生命力!!

4〜5日前、車の中に花の枝が折れたのが落ちていました。
誰かが車で花を運んだ時にちぎれて落ちたのだと思います。拾って捨てようと思ったのですがよく見ると先につぼみが付いています。捨てる事が出来なくて会社に持って行き、水に差しておきました。すると、一つのつぼみが昨日開きました。

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あと二つつぼみがあります。なにか嬉しくなってブログに書いてしまいました。
折れてからしばらく放っておかれていたと思うのに何かすごいですよね。全部開けばいいのですが。

”オレって年とったのかなぁ”と思ったりもしました。

かつら
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2007年01月28日

販売業の性

昨晩は会社の新年会でした。
年に一度の飲み会で職人も皆集まりました。
会場は周防町筋を東に進み堺筋の手前にある1階が魚屋さんのお店です。魚介類が中心のお店です。さすが魚屋さんのお店だけあって、皆美味しいと好評でした。
もちろん私も美味しくいただき大満足でした。また利用させていただきたいと思っています。

話は変わりますが、私どもテーラーという職業は製造業なのですがサービス業でもあると思っています。お客様のお洋服をお作りする(製造業)だけでなく、お客様に十分に満足していただくためのプラスαのサービスも大切だと考えています。
そんな私はどうしても他のお店に行くとお店を見てしまいます。店員の態度、サービス、言葉使い、店の作りディスプレイ等々。いろんな所が気になります。自分や自分の店と照らし合わせてみて、反省したりヒントを貰ったりと。そんな訳でなかなか落ち着いてゆっくりできないのです。”何か損だなぁ”と思ったりもしますが。休日にショッピングや外食をしてもゆっくりするどころか逆に疲れたりすることも。私だけでなくサービス業の方はそうゆう方が多いのではないでしょうか。でもそれがイヤというわけでもないのですよ。ただ、何もかも忘れて完全にお客になってゆっくりしてみたいなぁ、というちょっとした願望です。

話し戻しますが、いいお店でしたので皆さんにもおすすめです。

独り言でした。
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