こんなエピソードがありました。実はこのパターンオーダーは12月には開始出来る予定だったんです。ところが出来上がってきたゲージ靴30足の革質が若干柔らかかったそうで、長く使うゲージ靴の使用目的から考えフィッティングの精度が落ちるのを嫌いビナセーコーさん自身が納得がいかず、”全部作り直させてください”との申し出がありました。さぁいよいよスタートだ!という時期でしたので正直ビックリしました。でもそこに”完璧”を目指す真摯な姿勢を強く感じ、”いいですよ”と当店は快諾しました。
Perfeffo(ペルフェット)さんのホームページの冒頭に書かれてある文章そのままご紹介させていただきます。
”日本の名だたるブランドの靴をてがけてきたファクトリー様々な要求に応え、靴をつくり続けてきた
それによって培われた技術そのファクトリーが生み出した新しい靴「ペルフェット」
イタリア語で「完璧」を意味する語
決して自分たちの靴が完璧だと驕っているわけではない
完璧な靴をつくりたいと願ってやまないその思いが込められた靴「ペルフェット」”
ん〜、どうですか。作る前からいい靴が出来上がってきそうな感じがしませんか?(笑)
”Perfetto=完璧”、決して”俺たちの靴は完璧だよ”なんてs言っているのではなく、”完璧な靴が出来るように常に上を目指します”そういう思いなんですね。個人的には大好きですこういう気概。
それではその作り直していただいた5ハーフから10(23.5〜28cm)までの10サイズ、そしてE〜3E 3ウィズ(ワイズ)展開の全30サイズのゲージ靴、一挙お披露目させていただきます。
ゲージのアッパーも勿論牛革を使用しています。ゲージはグッドイヤーではなくマッケイで作っています。グッドイヤーだとどうしても中底下のコルクが少し沈んできて、長く使っている内にゲージとしての精度が次第に落ちてしまいますので、その事を考慮してあえてマッケイで作っています。今後当店が販売するグッドイヤーウェルト製法の商品靴と全く同じ木型を使用し製作されたしっかりしたゲージ靴なのでかなり実靴に近い感覚でフィッティングしていただけます。自分の靴を試作した時の感じでは、ほぼ同じフィッティング感覚で出来上がってきました。完成度はゲージ靴としてでなく普通に履けるレベルの靴です。
"Perfetto=完璧”、私もがんばって目指していきたいと思います。 続く
次回は”サンプル靴全員集合!!”です。おたのしみに。
かつ店
