2008年02月14日

シリーズ4日目、サンプル靴全員集合!!

パターンオーダーシューズのスタートまであと2日となりました。ふぅ〜、緊張してきました(笑)。

今日はサンプル靴の全8型をご紹介させていただきたいと思います。

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・ダブルモンク キャップトゥ
・内羽根 5アイレット セミブローグ
・外羽根 5アイレット プレーントゥ
・内羽根 5アイレット ストレートチップ
・外羽根 5アイレット Uチップ
・内羽根 5アイレット パンチドキャップトゥ
・5アイレット ホールカット
・内羽根 5アイレット フルブローグ

以上の8型です。ホールカットはメダリオンのあるタイプとないタイプからお選びいただくことができ、フルブローグ、セミブローグともにメダリオンは4種類の中なら乗せ替えすることも出来ます。

いかがでしょうか?型はややロングノーズで、ややスクエアトゥ。個性を強烈にアピールするタイプの靴ではありませんが、今のスーツスタイルにはよくマッチいたします。

昨日サンプル靴を見ていただいたお客様は、”クロケットの337と雰囲気が近いですね”とおっしゃっておられました。

8型でのスタートとなりますが、現在アデレイドタイプと外羽根Vフロントのファーストサンプルを修正している最中です。こちらは3月下旬位には修正後のサンプルを見ていただく事が出来ると思います。暫くお待ち下さい。

ゲージ靴の足入れだけでも結構ですので、皆さんお気軽に見にいらして下さいね。ゲージ靴の足入れはタダですので(笑)どんどん履き比べて下さい。 続く

次回シリーズ5日目は”サンプル靴の詳細パート1”をお届けいたします。2足づつご紹介させていただく予定です。

かつ店
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2008年02月10日

シリーズ3日目、Perfeffo(ペルフェット)紹介!!

”Perfetto”イタリア語で”完璧”を意味します。実は私が一番好きな言葉も”完璧”なんです。”こいつナルシストか”と思われちゃいますよね(笑)。いえいえその逆です。私は”完璧”とは正反対の人間です。その”完璧”から程遠い私が(笑)このような事を言うのはおこがましいのですが、何も全てが完璧じゃなくちゃダメだと思っている訳ではないんですよ。完璧を目指して物事に取り組む姿勢こそが大事で、そういった事に人は共感したり感動したりするのだと思っているんです。ですから私はこの”Perfetto”ということばをブランド名にされたことにまず共感しました。また実際、営業担当の方(社長の息子さんなんですが)にお会いして、物作りに対する真面目さみたいなものを感じ一緒に仕事をさせていただきたいなと思いました。

こんなエピソードがありました。実はこのパターンオーダーは12月には開始出来る予定だったんです。ところが出来上がってきたゲージ靴30足の革質が若干柔らかかったそうで、長く使うゲージ靴の使用目的から考えフィッティングの精度が落ちるのを嫌いビナセーコーさん自身が納得がいかず、”全部作り直させてください”との申し出がありました。さぁいよいよスタートだ!という時期でしたので正直ビックリしました。でもそこに”完璧”を目指す真摯な姿勢を強く感じ、”いいですよ”と当店は快諾しました。

Perfeffo(ペルフェット)さんのホームページの冒頭に書かれてある文章そのままご紹介させていただきます。

”日本の名だたるブランドの靴をてがけてきたファクトリー様々な要求に応え、靴をつくり続けてきた
それによって培われた技術そのファクトリーが生み出した新しい靴「ペルフェット」
イタリア語で「完璧」を意味する語
決して自分たちの靴が完璧だと驕っているわけではない
完璧な靴をつくりたいと願ってやまないその思いが込められた靴「ペルフェット」”

ん〜、どうですか。作る前からいい靴が出来上がってきそうな感じがしませんか?(笑)
”Perfetto=完璧”、決して”俺たちの靴は完璧だよ”なんてs言っているのではなく、”完璧な靴が出来るように常に上を目指します”そういう思いなんですね。個人的には大好きですこういう気概。

それではその作り直していただいた5ハーフから10(23.5〜28cm)までの10サイズ、そしてE〜3E 3ウィズ(ワイズ)展開の全30サイズのゲージ靴、一挙お披露目させていただきます。

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ゲージのアッパーも勿論牛革を使用しています。ゲージはグッドイヤーではなくマッケイで作っています。グッドイヤーだとどうしても中底下のコルクが少し沈んできて、長く使っている内にゲージとしての精度が次第に落ちてしまいますので、その事を考慮してあえてマッケイで作っています。今後当店が販売するグッドイヤーウェルト製法の商品靴と全く同じ木型を使用し製作されたしっかりしたゲージ靴なのでかなり実靴に近い感覚でフィッティングしていただけます。自分の靴を試作した時の感じでは、ほぼ同じフィッティング感覚で出来上がってきました。完成度はゲージ靴としてでなく普通に履けるレベルの靴です。

"Perfetto=完璧”、私もがんばって目指していきたいと思います。 続く

次回は”サンプル靴全員集合!!”です。おたのしみに。

かつ店
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2008年02月06日

シリーズ2日目、パターンオーダー靴との出会い!!

それから月日が流れ3年程前に(ちょっと流れ過ぎなんですが、笑)、”やっぱりもう少し自分の足に合う靴が欲しい”、”何かいい方法はないか”、”出来れば自分の店でも扱えないか”という思いがムラムラと湧いてきました。

そんなある日、当店のお客様であるTSさんがご来店になりました。TSさんは大変靴のことがお詳しく、あの
関西の人気ビスポーク靴職人S氏のブランド立ち上げ時に陰で人力を尽くされた経緯のある方でいらっしゃいます。靴に関しては余りにも力不足で(TSさんの足元にも及ばない状態でした)一体何をどうしていいか分からない私はTSさんにいろいろと靴の事を相談することにしました。TSさんは私のレベルの低い質問にニコニコと答えてくれました。”この人ほんまに靴の事好きなんやなぁ”と強く感じたのを覚えています。

イタリアでの靴のオーダーの事、自分の靴に対する考え、店で靴を取扱いたいという事を話しました。
そしてTSさんは
”それじゃ、まず靴をオーダーしに行きますか”
”えっ、作りにいくんですか?”
”いろいろ経験するのがてっとり早いです”
”確かに仰る通り、意義無し!”
”まずは日本の工場のレベルを知って下さい。”
”そうかいつも自分がスーツでやっていることと同じだなと”と納得しつつ、早速靴を作りに行く事になりました。

TSさんと共に出かけて行ったのは、全国展開で本格靴を扱っておられるお店の京都店です。このお店の国産オリジナルパターンオーダー靴は東京浅草にある日本を代表するセ○○○○が作っています。そこで一足注文しました。日本人の足にあいやすい木型を使っていた為、甲に負担はかからず1ウィズ(ワイズ)展開でしたが私の足にも合いました。出来上がりもサンプル靴と同じイメージで出来上がってきました。気持ちのイイ靴が出来上がりました。仕上げも綺麗でかなり満足する靴が出来上がりました。これがスタートでした。

それからTSさんにアドバイスを仰ぎ、私の靴行脚が始まります(笑)。市場をリサーチし、本を読みあさり・・・。そしてTSさんが”オーダー靴をお店で将来扱いたいんだったら靴を作っている現場も実際に一度見ておく事も必要だよ”と仰られてTSさんのご好意で神戸のビスポーク靴職人S氏の工房に特別に案内して頂けたり・・・。(靴職人のS様、お仕事大変お忙しい中わざわざ時間を割いて頂き色々お話を聞かせてくださり本当に有難う御座いました)。そうやって少し少し経験していけたおかげで靴の知識もTさんの膝下位まで付きました(もうちょっと下かもしれません、笑)。

そしてある時、山形県に工場がある宮○○○のことを知ります。そこのパターンオーダー靴を扱っているお店に行きフィッティングしました。数種類のウィズ(ワイズ)があるゲージサンプルはさすがに、私にぴったり合うサイズが見つかりました。ちょっとだけ形が私の好みでは無かった為その時は購入はしませんでしたが、”このシステムだと足に合う靴をお客様に提供できるな”と感じました。早速、宮○○○に電話をかけ社長さんとお話しました。結局、既存販売店との兼ね合い等で取り引きするには至りませんでした。しかしこのような数種類のウィズ(ワイズ)を揃えたパターンオーダー方式なら個人個人の木型を個別に作るビスポークのような完璧な靴は出来ないにしても、かなりレベルの高い靴を作りお客様に提供できると確信いたしました。しかし国内でグッドイヤーウエルト製法やハンドソーンで靴を作れる所自体あまり無いし、ましてやそれをパターンオーダー靴で作ってもらえる所になると・・・。

そしてその後もTSさんは情報が入るたびに色々な企画を薦めて下さいました。”知り合いが懇意にしている海外のビスポーク職人が日本での受注会開催に興味を示しているそうなので一度招いてやってみませんか?”とか私の語学レベルでは到底無理な提案までされた時はちょっと驚きを隠せませんでした・・・笑

そしてまた月日が流れ・・・。そして今から1年程前に、TSさんから”桂さん、パターンオーダー靴、いいとこあったよ”とご連絡いただきました。”Perfetto(ペルフェット)と言うレベルの高い良い靴を作るビナセーコーってところがあるよ”それから私はペルフェットさんのリサーチを始めました。実はペルフェットさんの靴は一部の靴好きの方はご存じでしたがまだ一般的には広く知られていませんでした。ビナセーコーさん自体が靴業界筋では以前から有名でしたが長らく黒子的存在だった為です。店頭でPerfettoブランドを見れるのは限られたショップだけでした。しかしその靴を見、実際に足入れをして確信しました。”これはいい靴だ”そして担当の方に連絡を取り会いに行きました。
これがPerfetto(ペルフェット)の靴との出合いです。 続く

次回は、ペルフェットさんの紹介です。
posted by Tailor KATSURA at 18:21| Comment(2) | TrackBack(0) | シューズ

2008年02月03日

イタリアの靴の想い出!!

もう10年以上前のことになりますが、私はイタリア旅行をした時に初めて靴のオーダーを経験しました。

オーダーした靴は”ジンターラ”です。ミラノのショップでオーダーしました。私の足はさほどワイズは広くないのですが、甲が高く、レースアップの靴は必ずといい程前が開き過ぎてしまいます。ですから単純に”甲が開かない靴が欲しいなぁ”という思いでオーダーしてみました。

ジンターラは当時私の憧れの靴だったので出発する前からジンターラでオーダーしようと決めていました。オーダーしたのはライトタンのセミブローグです。フルオーダーではありませんでしたが足型を紙にとったり、ボールガースを測ったり、インステップガースを測ったりと丁寧にメジャーリングをしてくれた記憶があります。当然グッと期待が高まる訳です(笑)。

多少の値切り交渉をし(大阪人ですのでこれは当然の行為であります)郵送してもらう手配をとりました。納期がどの位かかったのか忘れてしまいましたが、その納期を過ぎても靴が届きません。”何か嫌な予感が・・・”と勝手に思い込み、何とか手を打たなくてはと思うのですが、イタリア語は全くダメ、英語もさっぱりダメときていますので為す術がありません。そこで知り合いの外国人に事情を説明し、”一体俺の靴はどうなっているんだ!”みたいな文章を英語で書いてもらいミラノにファックスしたんです。そしたらちゃんと返事が返ってきました。”昨日出来上がったところでもう送ったから、後1週間で届く”と。”ほんまかいな”、”さすがイタリアやな”と思いましたが、ひとまず安心して到着をまちました。靴が届いたのはそれから1ヶ月後でした(笑)。でもまぁ、届いて何よりだったんですが、ドキドキもんでした。

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今から考えれば注文した靴が届かない訳はないんですが、いったん諦めかけていた靴が届くと何か得したような気がしたりして、”これがイタリア流納品か”と一人で納得していました。
届いた箱を開け、靴を見た瞬間、”おぉー、かっこえー”、”やったー”でした。見た目は完璧でした。そして恐る恐る履いてみました。”甲が開かない靴が欲しいなぁ”とオーダーしましたので、第一チェックポイントは当然甲の部分なのですが、履いた瞬間”ありゃ、ちと緩いかな?”と感じました。甲にいつも圧迫感を感じていましたので、楽と言えば楽のなのですが、甲は完全に閉じきっています。”ありゃまぁ”という感じでした。

その時に感じたことは今でもはっきり覚えています。靴のオーダーはむずかしいなぁ。あれほどメジャーリングしていたのに、仮縫いなしの1発で完璧を求めるのは無理なのか・・・。何とかうまい方法はないものか・・・。というものです。

それからはしばらく既成の靴を履き続けました。多少の甲の圧迫感と、見た目にぶさいくなのを我慢さえすればどこのブランドでも履けるには履けたので、”まぁ仕方ないか、その内いいのが見つかるだろう”と我慢していたのです。

それから月日が流れ、そして3年程前に・・・。 続く

次回は”パターンオーダー靴との出会い”です。間に、春夏生地の入荷速報もお届けいたしますので、そちらもお楽しみに!!

かつ店
posted by Tailor KATSURA at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | シューズ

2007年10月17日

グリーン・202・チェルシー!!

10年程前にイタリアで買ったエドワード・グリーンのチェルシーです。

色はボルドーです。

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買った当時は気に入ってよく履いていたのですが、スーツのスタイルも当時と変わり、最近はすっかりご無沙汰していました。

ところが、なぜか今朝、急に履きたくなり(笑)久々の登板となりました。

履くとやっぱり”いいなぁ”と思ったのですが、当時から5キロ程体重が減ったせいか、ちょっとルーズになった気がしました。

”それとも歳をとると足は痩せるのかな?”、”いや最近運動していないからそのせいかもしれない!”とか考えたりしたんですが・・・
キーパーを入っぱなしにして置いておくと靴が伸びるなんてことないですよね?

かつ店
posted by Tailor KATSURA at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | シューズ